入れ歯、ブリッジとの違い

インプラント、ブリッジ、入れ歯の比較

インプラントの利点

インプラントはさまざまな面で入れ歯、ブリッジとの間に違いを持っています。 治療を受けようと思った場合にはその違いを把握した上で 本当に適しているのかどうかを判断することも求められるのです。

大きな違いとしてあげられることが多いのが安定性の高さと噛む力の回復。 人工歯根を顎の骨に埋め込むインプラントは入れ歯、 ブリッジに比べてはるかに高い安定性と噛む力を得ることができます。 入れ歯の場合固いものを食べるときには注意が必要となりますが、 インプラントの場合はその心配はほとんどありません。 またブリッジのように両隣の健康な歯を削らなければならないといったデメリットもありません。

15年以上という寿命の長さも特筆するべきポイントでしょう。 しかも入れ歯のように取り外して洗わなければならないとか、 ブリッジのような金具のせいで歯磨きに手間がかかるといった問題点もあります。 定期健診と日々の歯磨きだけで十分メンテナンスが可能です。

もうひとつ大きな違いとして挙げられるのが治療費。 入れ歯やブリッジの場合は義歯の素材などによっても異なりますが保険治療の対象になります。 しかしインプラントの場合は保険の適用外となっているため、全額負担で治療を受けなければなりません。 しかも大規模な手術が伴うため、1本につき数十万円というかなりの出費を覚悟しなければならないのです。 この点もインプラントならでの特徴として憶えておくべきでしょう。

入れ歯、ブリッジとの違いはそのままインプラントのメリット、デメリットにつながるものです。 それだけにしっかりと確認しておくことが求められるのです。